交通事故で首に強い衝撃を受けた際に起こる「むち打ち症」

正式には「外傷性頸部症候群」とも呼ばれ、首の筋肉や靭帯、

神経などが損傷することでさまざまな症状が現れます。

今回は、むち打ち症の種類や特徴、

そして剛憇接骨院での対応について詳しくご紹介します！

原因とメカニズム

急激な衝撃によって首が前後に大きく振られることで発生します。

特に交通事故、なかでも後方からの追突事故が原因となるケースが多く見られます。

この際、首が「むち」のようにしなる動きをすることから

「むち打ち症」と呼ばれるようになりました。

衝撃によって首の筋肉や靭帯が過度に伸ばされ、

炎症や損傷が起こることで痛みや違和感が生じます。

症状は事故直後に現れることもあれば、

数日後に出てくることもあり、放置すると慢性化する恐れもあります。

むち打ち症の主な種類

むち打ち症は、症状や損傷部位によっていくつかのタイプに分類されます。

それぞれの特徴を理解することで、より適切な治療につながります。

頸椎捻挫型（けいついねんざがた）

最も一般的なタイプで、

首の筋肉や靭帯が損傷することで痛みや可動域の制限が起こります。

• 首や肩の痛み
• 頭痛
• 首の動きに制限
• 肩こり
このタイプは比較的軽度ですが、放置すると慢性化する可能性があります。

神経根型（しんけいこんがた）

頸椎から出ている神経根が圧迫されることで、

腕や手にしびれや痛みが広がるタイプです。

• 首から腕、手にかけてのしびれ
• 筋力低下
• 感覚異常
神経が関与するため、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。

脊髄型（せきずいがた）

脊髄自体が損傷を受ける重篤なタイプで、

麻痺や排尿障害などを引き起こすことがあります。

• 下半身の麻痺
• 歩行困難
• 感覚障害
早期の診断と専門的な治療が不可欠です。

バレ・リュー型（自律神経型）

自律神経が障害されることで、

全身にさまざまな症状が現れるタイプです。

• めまい
• 耳鳴り
• 視力障害
• 息切れ
• 倦怠感
症状が多岐にわたるため、診断が難しく、

長期的なケアが必要になることもあります。

脳脊髄液減少症

交通事故などの衝撃で脳脊髄液が漏れ、

頭痛やめまいを引き起こす稀なタイプです。

• 起き上がると悪化する頭痛
• 強い倦怠感
• 吐き気
治療には専門医の診断と長期的な療養が必要です。

診断と検査

むち打ち症は、問診・視診・物理検査・画像検査を通じて診断されます。

• 問診・視診：事故の状況や症状の経過を詳しく確認。
• 物理検査：首の可動域、筋力、感覚などをチェック。
• 画像検査：レントゲン、MRI、CTなどで骨や神経の状態を確認。
早期の診断が後遺症を防ぐ鍵となります！

むち打ち症で気をつけたいこと

症状を悪化させないために、以下の点に注意しましょう。

• 放置しない：違和感があればすぐに医療機関へ。

• 激しい運動は避ける：炎症がある間は無理をしない。

• 姿勢に注意：猫背や長時間同じ姿勢は避ける。

• 患部を温めない：初期は炎症があるため冷却が基本。

剛憇接骨院でのむち打ち症治療

接骨院では、患者様の症状に合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。

病院との併用

整形外科での診断をもとに、

接骨院でのリハビリや補助的な治療を行うことで、より効果的な回復が期待できます。

自賠責保険の活用

交通事故によるむち打ち症は、自賠責保険を利用することで治療費が無料になる場合があります。

経済的な負担を気にせず、安心して治療を受けられます。

ソフトな手技療法

痛みを伴わない優しい施術で、筋肉や靭帯の緊張を緩和し、自然治癒力を高めます。

温熱療法・電気療法

冷えや血流不良による腰痛には温熱療法が効果的です。

最新の物理療法機器ES5000で、立体動態波・ハイボルテージなどの電気療法と組み合わせることで、

筋肉の痛み・緊張を和らげ自然治癒力を高めます。

神経へのアプローチ

神経症状がある場合は、神経の圧迫を緩和する施術や電気療法を組み合わせて対応します。

むち打ち症は、見た目ではわかりにくく、症状が遅れて出ることもあるため、軽視されがちです。

しかし、適切な診断と治療を受けることで、

後遺症を防ぎ、早期回復が可能です。

飯田市・上伊那・下伊那エリアの松川町にある剛憇接骨院では、

患者様一人ひとりの症状に寄り添い、安心して治療を受けられる環境を整えています。
交通事故後に首の違和感を感じたら、ぜひ一度ご相談ください。

私たちが全力でサポートいたします！