「朝起きた瞬間に腰が動かない」「荷物を持ち上げた途端に激痛が走った」
ぎっくり腰(急性腰痛症)は、ある日突然やってくる強烈な腰痛で、
日常生活に大きな支障をきたします。
特に季節の変わり目は、ぎっくり腰が増える時期として知られています。
気温差や気圧の変化、自律神経の乱れなどが体に影響を与え、
腰に負担がかかりやすくなるからです。
今回は、なぜ季節の変わり目にぎっくり腰が多いのか、
その原因と予防法、そして接骨院での治療について詳しく解説します!

季節の変わり目にぎっくり腰が増える理由
気温差による筋肉の硬直
朝晩と日中の寒暖差が大きい季節は、筋肉が冷えて硬くなりやすくなります。
柔軟性を失った筋肉はクッション性が低下し、
ちょっとした動作でも損傷を起こしやすい状態になります。
気圧の変化と自律神経の乱れ
季節の変わり目は低気圧や天候の変化が多く、
自律神経が乱れやすい時期です。
自律神経のバランスが崩れると血流が悪くなり、筋肉の回復力が低下。
結果として腰に疲労が蓄積しやすくなります。
夏や冬の疲れの持ち越し
夏の冷房や冬の冷えで体に負担がかかり、
その疲れが抜けきらないまま次の季節を迎えると、腰にトラブルが出やすくなります。
朝の動き出しによる負担
起床直後は筋肉や関節が硬い状態です。
そのまま前かがみで洗顔したり、布団を持ち上げたりすると、
一気に腰に負担が集中してぎっくり腰を引き起こすことがあります。
ぎっくり腰の症状
突然の激しい腰痛
「魔女の一撃」とも呼ばれるように、動いた瞬間に鋭い痛みが走ります。
姿勢が固定される
痛みを避けようとして、前かがみや横に傾いた姿勢のまま動けなくなることがあります。
くしゃみや咳で悪化
腹圧がかかると痛みが強くなるため、くしゃみや咳でも激痛が走ることがあります。
放散痛(場合によって)
腰の痛みが臀部や太ももに広がることもあります。
ただし坐骨神経痛や椎間板ヘルニアなど別の疾患が隠れている場合もあるため注意が必要です。

症状の経過
多くは 1週間〜10日程度で自然に軽快 することが多いですが、
2週間以上改善が見られない場合や、しびれ・麻痺を伴う場合は、
椎間板ヘルニアや圧迫骨折など他の病気の可能性もあるため、
医療機関の受診が推奨されます。
接骨院での治療法
ぎっくり腰は「安静にしていれば治る」と思われがちですが、
適切な治療を受けることで回復が早まり、再発防止にもつながります。
接骨院では以下のような施術を行います!
炎症期(受傷直後)
安静と冷却:患部を冷やし、炎症を抑えます。
電気療法:低周波や干渉波で痛みを和らげます。
最新の物理療法機器ES5000で、微弱電流・立体動態波・ハイボルテージなどの電気療法と組み合わせることで、筋肉の痛み・緊張を和らげ自然治癒力を高めます。
回復期
手技療法(マッサージ・筋膜リリース):筋肉の緊張を緩め、血流を改善。
骨格矯正・骨盤調整:体の歪みを整え、腰への負担を軽減。
再発予防期
運動療法・リハビリ:体幹を支えるインナーマッスルを鍛え、再発を防ぎます。
生活指導:正しい姿勢や日常動作のアドバイスを行います。

自宅でできる予防法
姿勢を整える
デスクワークでは背筋を伸ばし、椅子に深く座る
長時間同じ姿勢を避け、こまめに立ち上がる
筋力と柔軟性を高める
腹筋・背筋をバランスよく鍛える
太ももやお尻のストレッチで腰の負担を軽減
腰を冷やさない
季節の変わり目は特に腰を冷やさないように注意
就寝時は腹巻きやブランケットを活用
無理な動作を避ける
重い物を持つときは膝を曲げて腰に負担をかけない
急な動作や中腰姿勢を避ける
接骨院を活用するメリット
専門家による的確な施術:自己流の対処では難しい部分までケアできます。
保険適用で安心:症状によっては健康保険が使える場合もあります。
再発防止のサポート:施術だけでなく、生活習慣改善のアドバイスも受けられます。

季節の変わり目は、体にとって大きなストレスとなり、
ぎっくり腰が増える時期です。
しかし、正しい知識と予防法を身につけ、
接骨院で適切な治療を受けることで、早期回復と再発防止が可能です。
「腰に違和感がある」「ぎっくり腰を繰り返している」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
飯田市・上伊那・下伊那エリアの松川町にある剛憇接骨院では、
あなたの健康な毎日を全力でサポートいたします!